
四国の南側、高知市の中心にあるJR高知駅。
特急列車「南風」や高知空港からの連絡バスが発着し、
出張者にとっても観光客にとっても“街の玄関口”となる場所です。
改札を出るとまず目に入るのが、
アンパンマンの石像と、少し離れた場所に立つ坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太の三志士像。
どちらも高知を象徴する存在で、駅に降り立った瞬間に“土佐らしさ”を感じられます。

■ 高知駅から市街地へ
駅から繁華街の「帯屋町商店街」や「はりまや橋」までは約1.5km。
路面電車(土佐電鉄)で約10分、徒歩でも20分ほどの距離です。
朝や夕方の時間帯でも混雑は穏やかで、
地方都市ならではの落ち着いた出張移動ができます。
💡 路面電車は、駅前広場から直結。
改札を出て右側に進むと「とさでん交通」の停留所があり、
ICカード(ICOCA・SUICA)にも対応しています。
■ 出張者に便利な施設
- 高知駅前バスターミナル:空港行きバス・市内循環バスの発着点
- JRホテルクレメント高知:駅直結。出張・会議利用者に人気
- 高知蔦屋書店(オーテピア):カフェ併設の公共複合施設。作業にも読書にも最適
高知駅周辺は、カフェやコンビニが少なめなので、
作業スペースや打ち合わせは駅直結のホテルロビーやオーテピアを活用すると便利です。
■ 出張の合間に訪れたい場所
- 坂本龍馬像(桂浜)
市街地からバスで約40分。太平洋を背に立つ姿は圧巻。
出張の最終日に立ち寄ると、なぜか背筋が伸びるような気持ちになります。 - アンパンマンミュージアム(香美市)
車で約30分。原作者・やなせたかし氏の故郷。
出張ついでに“日本のやさしさ”を感じられる場所として人気です。 - 日曜市
地元野菜や焼き芋、布製品などが並ぶ露店市。
日曜に滞在しているなら、出勤前の朝散歩にもおすすめ。

■ 外国人向けメモ
- 路面電車の乗り方:車内で運賃を支払い。英語表記あり。
- 無料Wi-Fi:オーテピア・蔦屋書店で利用可能。
- 英語対応タクシーは少ないため、Google Map経由で配車アプリ利用がおすすめ。
■ まとめ
高知駅は、派手さはないけれど、
「穏やかな時間」と「高知らしい温もり」が詰まった駅です。
出張のついでに少し足を延ばすだけで、
アンパンマンの世界や坂本龍馬の志にふれることができます。
移動の拠点としてだけでなく、
**“心を休める立ち寄り場所”**としても覚えておきたい駅です。


コメント